やっとキャバオト最終章が書ける!!何ヶ月ぶり?確か9人まで行ってたと思うが、今日は私が辞める原因になったテッチャン(間違ってもホルモンの事ではない)について・・・

私がキャバイト&仕事をぶっ続けでやって2日間寝てなくて相当機嫌の悪い日にフリーでついたお客。
間違ってもホルモンではなく人間であるテッチャン(しつこい)はKABA.ちゃんそっくりでキムタクにも少し似ていた。
いつもいいモノ着てたし背も高く、私のタイプでは決してないけど黙っていれば格好良かった。店長もボーイも女の子達も格好いいって言ってたもん。

ただ喋りがキモイのだ。
当時28歳だったにも関わらず話し方がニャンニャン口調なのだ。そんな彼に対して私もニャンニャンで攻めた。
ブリッコしまくって内腿撫で続けてやったらすぐ場内指名してくれた。ラッキ☆眠くて初めて会う沢山の男と話す気力なんてなかったもんね。
チェック来た時、延長させたら丁度ええくらいの時間になって上がれる、と思った。
実際その通りにはなったけど、その後が・・・ウゼ。

その日は珍しく12時過ぎに上がれそうやったのに、彼は支払いの時
「横のカフェでユマちゃんが上がるの待つ!」
なんて事言い出した。
「最近寒いし帰った方がいいよ」
と言ったが
「とりあえず1時までは待つよ」と屈託のない笑顔でにっこり。
待て、さっき初めて会って場内貰っただけで誰がアフターなんかするかよ。それならもう1時間延長してくれ、と言いたかったがまだ最初だから余りガッツリ攻めてはいけないし、それこそ一緒の時間に帰る事になりそうだったので辞めた。

12時に店長に上がっていいと言われたけど先の事を説明して、店長にカフェまで見に行って貰ったら「本当に待ってる」との事。そのカフェからはあの店から丸見えなんだよな。
せっかく上がったのに送りの車も泣く泣く見送って1時過ぎるまで電波も届かない更衣室でぼーっとするハメに。

1時が過ぎたのでもう1度見に行って貰ったら今度は店の前で立って待ってると。もーマジ勘弁してくっさいよ、と店長に「ユマ指名入ったから後2時間は帰れない、ずっと待ってたらテッチャン体壊すとあかんし心配やし帰って」て言っといて、と頼んだ。
副店長と一緒にレジの所で喋ってたらテッチャンからメール。
「店長さんから聞いたよ、指名とったんや、頑張ってね、ユマちゃんは優しい☆」って、ハハハ。

完全に彼が帰ったの見届けた店長が
「よし、もう大丈夫!」と戻ってきたけど、今度は送りの車がなかなか戻って来ない。一体どこまで送って行ってんねん・・・。
この時に彼の執拗さに気付くべきだったのに、一気に熱が上がる彼を見て次のメイン客はこいつにしようなんて目論んでいた。

テッチャンは私の希望を何でも聞くように見えて、その実、条件をつけたり見返りを求める人だった。
例えば"同伴してあげるけどデートは絶対ドライブ"とか。私は車に2人きりなんて危ない事嫌だった。
上手く騙して何とかデートナシの店前同伴を沢山して貰った。

にっこり笑って私の顔を撫でたりするけど目の奥が鋭い人だった。
私は上手に嘘を重ねたつもりだけど、それを信じているようで実は他のどの客より見抜いてるかも知れないと思った。

その後も何度もデートに誘われたけど悉く嘘ついて断り続けた。綿密に考えた嘘だったのに怪しみ出したので「この客もそろそろ終わりかな」なんて思い始めていた。

仕事は何?と何度か聞いたけど教えてくれなかった。興味ないから別に・・・と思っていた。
でもね、話を聞いてると社員同士が仲いいの。てか変。ただの同僚やのに誕生日にグッチやプラダのバッグや靴をあげるんやよ。幾ら何でも高くない?
そう言ったら「うちは皆そうなんだよ」って。
「イイ会社で働いてるんやなぁ」と言ったら笑うだけだった。

喋り方もふにゃふにゃしてるし何か女っぽいし、ただの優男だと思っていたが少しずつ本性が見えて来た。
放っておいても自分から指名で来るようになってそこから段々と・・・。

「俺がここまでやってあげてるんやから言う事聞けや」
と思う様になったんやろう。←ありがち
だって毎日来たもんね。指名かぶると怒る。他の客と仲良く喋ると切れる。ちょっとずつ怖くなってきた。

最後の方、USJ行こうと言われ、余りにも断りすぎてたので1回くらい、と思ってOKしてみた。USJなら人多いし変なこと出来ないでしょう。
現地集合&解散でいいし。と思ったのに前日のお昼になって
「家まで迎えに行く」と言い張ってきた。

最悪の場合いつもの如くアキラん家を「私ん家!」と偽ろうと思ったが車に乗るのは絶対嫌で、とりあえずOKしておいてドタキャンする事にした。
前日の夜10時頃に
「明日休日出勤しなきゃなんなくなっちゃった」とメールした。
きっとバレてるな、と思っていたら意外にも「そっか、わかった」とすんなり了解された。

そしたら次に店来た日。顔見てすぐニコニコして
「こないだ休日出勤お疲れ様」と言うので
「うん、ごめんな」て悲しい顔を作ったら、いきなり
「ユマちゃんて今24歳だよね、社会人になって2年ちょっとだよね」「??うん。」
「ユマちゃんて大学○○だったよね」「・・・うん。」
「ユマちゃんて本名○○だよね」「・・・うん・・・。」
「ウチの会社って色んな名簿あるからね、何でも調べられるし何でも出来るんだよ」と私の顔を撫でてニコッと笑う。

「ユマちゃんが逃げてもね、実家だってわかるしね。今までの会話繋げて行ってウチの会社の資料で見ればすぐわかるよ」と微笑んだ。

・・・こっ、こえーーー!!!!!!

「テッチャン、何やってるの?」と聞いたら"金貸し屋"さんだったそうで・・・。この時に初めて自分の職業を語り出した。

正直、引いた。マジやばかった。
だけどそう思ってるのが顔に出たらダサイと思って冷静保ったけど、聞いた内容はかなりヤバかった。
893と一緒やもん。その話する時目イッてたからね。

早い話「俺をコケにしてっと殺すぞ!」みたいな事を遠まわしにニコニコ言われた。私はいつもの調子で
「そうなんや。テッチャンて怖い人やったんや☆そんなんちょっと寂しいけど、ギャップが格好いい。でも私の前ではあんまり怖い顔見せないでね」(あー寒)
と言ったら抱き寄せて
「もう、ホントに可愛い。好き。抱きたい」って言ってきた。

っさっ、さぶ・・・っ

世のねーさんたちよ(特に関西のねーさんたち)、
「抱きたい」
て言われたことある?
「やりたい」とか「えっちしてみたい」とかじゃなく
「抱きたい」
やで?!
バリ寒かったしキモかったわー!!

私もとぼけて
「えっ、テッチャンてえっちな事考えたりするの?私とえっちしたいの?」なんて言ったら
「俺はもう本気で好きだよ。だから抱きたいって思うよ。頭の中でいつも抱いてるよ」

フギャーーーーーーー!!!ぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!
今思い出しても鳥肌がぁあー!キモイキモイ!!
それはアレですか、ゾクに言うオナペットですか、私オナペットでしたか!

この後も延々笑顔で脅され続け、そろそろ仕事とキャバの両立に限界を感じ始めていた私はその1週間後に給料貰うだけ貰って飛んだのであーる♪
他にもストーカーぽいのいたしね。(店のボーイの中にも)

何せあの頃はようやってたなぁなんてしみじみ思う。私もおばさんになったもんだ。
元気のある女性の皆様、頑張ってみて下さい!
今回のヒト。
長距離トラックの運転手で、「オヤジと呼べ」と言われたからオヤジと呼んでいた。歳は多分40〜43??
夜中に来た団体客で凄くうるさくて嫌やなと思ってたらそこにつく事になってしまった・・・。盛り上がってる所に入ってくのって苦手。でもその時は皆がベロベロに酔ってたから大歓迎されてすぐ馴染めた。

その団体客は喋り方とかがとにかくガサツ。みーんな唾飛ばしながら喋る。汚ねっつの。勝手に盛り上がってるから楽やったけど。

オヤジはやっと落ち着いてこっちを見たので1:1で話をした。何を話したのか覚えてないけど、えらく気に入られた。
「こういう所で連絡先教えるの嫌やねん、1回教えて商売気出されて嫌になってん。でも守るべき女を見つけたわ。」と訳のわからん事を言い出した。

誰が守ってなんて、付き合うなんて言った??
後で、オヤジは本当に私以外誰にも連絡先聞いてなかったと前についてた女の子達が言っていた。

厄介な人なんでは・・・、と思った。でも彼は朝から仕事で北海道に行くと言ってたからしばらく会わないだろうと軽く思ってた。

だけどオヤジは凄かった・・・。

しょっちゅう10分毎に電話が。仕事中もデート中も同伴中も出勤中も。もうおかしくなる!と思った。

そうそう、
ウチの会社は5人しかいなくて、その内若い女は私1人なんやけど、社長は1人暮らしの私が遅くまで仕事してると、気を遣ってご飯連れってくれる事がある。なのでその話をしたら
「じゃあそん時社長に酒注いだりすんの?」と聞かれ
「うん。(当たり前やん)」と言ったら急に怒り出して
「そんなん行くな。絶対下心ある。お前をホステスか何かやと思ってんねん。ムカツクわ。むかつかんのかお前は?もっとプライド持て!」とキレられた。

意味わからん・・・。
女も男も関係なく下の者が上の人の酒注ぐのは常識ですけど。しかも社長は専務(社長の嫁)にベタ惚れやし。

本当は無視したかったけど一応客やし、と思ってオヤジからの電話にも何度かは出たけど、毎回
「今何してんねん」
「俺はお前を守らなあかんからどんなにしんどくても頑張らなあかんねん。」
といった内容。そして彼氏ヅラして説教。

私が担当してるブランドの納品が遅れて遅くまで必死で仕事してた時も電話がガンガンかかって来て、あんまりしつこいから出た。
「仕事中!」と言ったら
「えっ?!北海道から帰って来て、今店の前やねん。行こうと思って電話してん」
終いには
「お前は女なんやからそんなに働かんでええ!他に誰かまだいるんか?」「お前会社辞めろ。俺が何とかしたる。お前の会社おかしいわ」
とまで言い出し、私は仕事をそんな風に言われて心底頭に来た。
「とにかく仕事忙しいし今日は店に出ない日やし行かんよ。仕事もイタリアから返事貰えるまで帰らん」と言ったら
「ほな今からお前の会社まで迎えに行くわ。絶対や。会社どこや」と言われ
「あっ!今イタリアから電話かかってきた」って切ってやった。勿論かかってきてませんが。

私は基本的に客からの電話は誰かと一緒にいる時しか出なかった。
「人といる」と言えば相手も早く切るしかないでしょう。
この人からの電話は特にそうした。いつも同伴中か店か友達と遊んでる時しか出なかった。

だけどこのオヤジは本っ当に有り得なくて、同伴中と言っても、軽く10分は話し続けた。無理矢理切っても又5〜10分後に「何してる?」「まだ友達と一緒?」と聞いてくるのだ。凄いよな・・・。

そんな折、店でまた"8時まで同伴→バックが倍"になるキャンペーンがあり、この人に「8時までに店入りたいねんけど同伴無理?」と電話してみた。
「明日は無理や・・・。明日はどうしても抜けられん仕事があるから。すまん」と言われ
「そか、お仕事頑張って」と言い、他の客で同伴ゲットした。

次の日、5時くらいに電話が。
「今日どうする?会社まで迎えに行こか?会社何処?」と来た。
ハ?あんた仕事抜けれん言うたやろが。しかもやたらと会社や家の場所聞いてくる。
しつこいから「会社は江坂で家は上新庄」と本当ぽい嘘を言っといた。「今日店出るつもりやったけど取引先が来る事になって会議があるから何時に店行けるかわからん」と言ったら
「あ?!俺無理言って上の人らに頭下げまくって、今日はどうしても重要な用事があるからって仕事抜けさせてもろてんぞ?!お前の為やぞ?今すぐその仕事断れ!」と腐った事を言い出した。

「仕事やから仕方ないやん。それに昨日、アンタが今日は絶対無理って言ったやん。」と言ったら
「俺はお前の為やから抜けてんで?どんだけ辛いか分かるか?大の男が頭下げてんぞ?お前の為やぞ?」

あーうぜぇ誰がそこまでせぇて頼んだ。
私は惚れた相手でもそうでなくても仕事より女取る男って大っ嫌い。虫唾が走る。だけどこの時は
「そこまでしてもらったのにごめん。とりあえず仕事戻って。本当に店行けるかどうかも微妙やから!」と切った。

そうこうしながら予定通り同伴出勤してポイント稼いで気分の良かった11時頃に奴から電話が。
「今何処?俺仕事終わったし江坂まで来てお前待ってんねん。」

えええーーーーーーーーーっ!!!!!!!!
・・・怖っ!怖ぁっ!!

「まじで?タイミング悪いね。私結局会議がなくなったから挨拶だけして終わったんで今既に店なんよ。」と言ったら又激怒。
"お前は働きすぎ"。
うっせーわ。そんなん言うなら毎月50万貢いでみろや。

「んなら店来りゃええやん」と巻き舌&ごっつい低い素声で言いそうになってたら
「お前店上がれ。今から迎えに行って店の前で待っとるわ。」

ハィイ〜?!何て?店の前まで来るくらいなら指名して店けーや!!

「ごめん指名続いてるし無理やわ。」嘘ぶっこいた。
「嘘!俺12時から鹿児島に行かなあかんからちょっとでも顔見たい思てこう言ってるのに。本当なら10時に出なあかんかってんで?!」

あーホラ始まった・・・。シラける。

とにかく店まで行くから1分だけでも抜けるよう言われ
「それ絶対出来んで。そんな事を店に言ったらあんた何されるかわからんで」と言っといた。ほんとやし。

会いたいなら金払うか惚れさせろ。
私は電話を切ってすぐに普段は嫌がる他店ヘルプを自分から望んで行った。2時を過ぎた頃、さすがにもう鹿児島に向かっただろうと思った私は自分の店に戻った。

次の日に電話があり
「花束とケーキ受けとった?!」
「えっ?知らんそんなん」
「え!花束とケーキ買ってボーイにユマに渡してって頼んでん!12時過ぎてて花屋もケーキ屋も閉まってて車走らせてやっと見つけて渡したのに!結局大阪出たの2時やったで!」

ゲ!ニアミスやん。あぶねー。さっさと仕事行けや。

ここまでされても感動するどころか恐怖を感じるだけだった。
それって私に欠陥があるんですか?ウザイ・怖いとしか思わない。

「ボーイに聞いとくわ」と言った。そう言えばあの日、誰かの誕生日だったしその子へのプレゼントと勘違いされたんじゃないかしら?

その後日。
友達にメール打ってる最中に着信があり、出てしまった。
「うわあ出てもた!」と思わず叫びながらブチッて切っちゃった。
そしたらそれから一切かかってこなくなった。

勝手に舞い上がり、頼んでもないのに大事にすると言い、大事にするはずの女の話も聞かん、その女の仕事否定する・・・、ありえねっつの。

まずどこで出会ったかを思い出せ。

アカン、本気で腹立って来た〜・・・。
ここ3日間腹が下りすぎて死にそうなユマtinkoです。こんにちわ。
久しぶりのお客様はまーくん(当時26)です。本名は既に忘れました。おたふく(オカメ?)そっくりの人で市川新之助そっくりのイケメンと一緒に来ました。
2人ともフリーでしたが残念な事に私がついたのはおたふくまーくんの方でした。しかも新之助の方に付いたのは以前イシハラさんを取り合った(?)Jちゃんでした。

Jちゃんは新之助を接客しながらも私の接客の仕方をめちゃくちゃ見てました。きっと何でこんな女に自分の客が取られたのか、どんな接客の仕方なんかってのを見たかったんだと思います。私は非常にやりにくかったけどまーくんは見るからに性格がよくてでもモテナイと言うのが一目瞭然だったのでとにかく甘える戦法で行きました。
いつも以上にブリッ子した気がします。なぜかと言うとJちゃんの売り方は私と逆で自分のが立場が上!!て感じで指名を取る子なんですね。彼女ははっきり言って顔は普通でしたがスタイルいいのでドレス栄えするし、トークもちょと生意気な感じが男にはグッと来るタイプの子でした。だから私はJちゃんに「お前にはこんなにも客にこびる事は出来んやろッ。ウリウリッ」てくらいまーくんに甘えてるとこを見せ付けました。

どっちかと言うと私はまーくんどうのこうのよりJちゃんと同じ席で接客するっつーのがプレッシャーだっただけのような気がします。でもまーくんの性格のよさに漬け込んでちゃっかり場内指名貰いましたけど。ハハ。Jちゃんはいつも上客狙いなので若い客(=金持ってない)には余り営業しません。チェンジかかってすぐに交代しました。Jちゃんの次にやってきたのはRさんとNO.1を争っているAちゃんでした。

私はAちゃんは好きでした。NO.1やからって驕りはないし売れてるのにお客も差別しなかったしいい子でした。(1回TV出てたなぁ)Aちゃんは新之助に場内貰ってました。こうなるとやりやすいです。何人か連れで来たお客がそれぞれ指名嬢を見つけると次から店に来易くなるのです。ラッキ♪ちなみに私が営業しなくてもAちゃんはマメに営業する子なので新之助に来てと言えば新之助もまーくん誘ってくる事でしょう。

その前にまーくんからメールが来ました。実際若かったのでしょっちゅう来るほどお金に余裕はないだろうと思ってたのですが意外にも1人で来たりした。新之助とも来たけど。まーくんは付き合いたいとか思わないけど結婚したら幸せにしてくれそうだったし仕事も出来る人だったようで尊敬はしてました。(かと言って結婚したいとは思わんが)ただアマアマだったのがちょっと・・・。本当何するにもいちいち「可愛い・・・」てニコニコして頭撫でるんで、それが嫌で嫌で。しかもこの人の何が嫌ってしんたん同様来るのがいつも遅い!!しんたんは「行く」て連絡くれてから(遅くに)来るから覚悟しとけばいいけどこの人は一切連絡なしでフラッといつも私が上がれる!!と思った瞬間に入ってくるから恨みまくった覚えが。タイミングが・・・。あと指名に余裕のある時に来て余裕のない日は来れなかったりとか。何だったのだあの人は。

まーくんとも実は家が結構近かったし何もして来なさそうだし、店で私が機嫌よかった時に休みの日に1回カラオケでも行こうと自分から誘った事がありました。そしたらこのおたふく、舞い上がってしもうてもしカラオケ行くのが実現したらデートの後、自分の家に招待する事ばっかり話してきて。ありゃりゃと思ってたんですね。そしたらエロバナとか一切しなかった人が「俺は上手いって言われるよ〜。ユマちゃんも俺と一回したらもう骨抜きになっちゃうよ」とか言い出しましてね。私は声が凄く高くて通るんで、「声が可愛い」て言ってくれる人と「声がうるさい」てキレる人に別れるんですが、まーくんは前者でした。で、「ユマちゃんの声でアンアン言われたら俺たまんないよねー」と一人でウシシシシ・・・と笑ってるんですよ。私は一瞬にして引いてしまいましてね。何でカラオケ一緒に行こうと言っただけで話がそんなに飛ぶの?!よっぽど溜まってたんだな。
そん時は仕方ないから「も〜まーくんのえっち!まーくんてえっちなんや。私えっちじゃなさそうでえっちな人好き」て言ったら又エスカレートしてもうたけど「私のついて行ける程度のえっちにしといてね」て言ったら「もう!!ユマちゃんは可愛いなぁ。俺が開発してやるよー」とかほざいてましたケド。当時私は卓ちゃんと剃毛プレーにハマってた時期だったんでアソコの毛はなくトゥルトゥルでしたけどね。

この私の失敗のせいでまーくんはただの変態オタフクになってしまいました。私はどーしたものかと悩みましたがしばらく得意の放置をしました。そしたらまーくんも研修で1ヶ月間だけ東京戻ることになって棚からぼた餅とはこの事ですわ。しばらく会わなくて済んだわけです。彼が戻ってくる頃は私が辞める予定の時だったんです。まーくんは私が辞める事を喜んでました。彼の脳内で私は彼女だったようです。
と言うか「このバイト辞めたら色んな男の人らと連絡取らないようになるしそしたら彼女にして」って言ってあったんですよ。てか当然指名してくれてた全員にやけど。でも皆本気で信じてましてですね。まーくんも例に漏れずそうでした。辞めるって教えた日の前日と当日は異様なほど指名を取りました。まーくんも研修から帰ってきて辞める私の最後のドレス姿を見に行く!!とか言って3時に来ましたね・・・(-_-)もう辞めるし指名一杯取ったし帰りたかったんですけど〜と又恨みました。しょうがないし接客してたら私の指名客と言う指名客は全て帰ってるし今日で最後だしってんでまーくんはずっと私の腕を抱いてました。いやだったー。

その頃、NO.1や5位までに入ってた子達の調子が悪かった時期だったんですがそんな時期に私がメキメキと指名の数を増やして行ったので(気づいたら2週連続NO.1になってた)店長は「もうRやAはあかん、これからはユマを売り出してく!!この店の将来はユマにかかってるからな!!」と激励されました。私はニコニコして「マジで?!頑張るわ!!」て言ったら「よし!そんなら今日店終わったら撮影な!」と言われそれだけは絶対嫌だったので「今日は化粧剥げてるし顔疲れてるから来週にして」て言ったら「お前ヤル気満々やんけー。ええぞー」と言われたが、その次の出勤なんてなく、帰りの送りの車の中でまーくんの連絡先も店長の連絡先も全て削除してキレーィに飛んだのさ♪
今日は結構酷い話かも?ヤマ(当時29)登場です。実はキャバ客ではない!学生時代に友達(ワちゃん)行きつけのバーのクリスマス会に参加した時に知り合った男なのら。

ずっと見てるのに気付きワちゃんに「あの人もしかしたら声かけてくるかも、偽名使お」って言った。本当に声かけてきたので偽名を使った。ナンパは基本的に大嫌いだがBMW乗ってるとか車の自慢するのでこういう男は使えると思い、連絡先を聞かれた時に教えてみた。
毎日どーでもいいメールが来た。毎回は返さなかったが当時私はマツと酷い恋愛をしていたので八つ当たりで好意を持ってくれてる男と言う男にわがまま言いたい放題だった(勿論何もなしで)。

「うまい焼肉食わしたるし会お」と言われたので誕生日前日にクリスマス会以来に会った。彼の勧める焼肉屋は本当においしかった。2枚で2000円と言うカルビだかロースだかがすんげーうまくて!!帰りに何か買ったると言われたが私はその日家でマツが待っていたので早く帰りたくて「予定あるから」と言ったら「じゃあケーキだけでも」と言ってケーキを買ってくれて帰ってマツと食べた。
その後もしつこくメールが続き私は気の向いた時だけ返事した。

「一体どんな男が好きなん?!」と聞かれ「長渕剛」と言ったら「友達似てる奴おるで。モテる奴やし妻子持ちやからユマの手に負えんけど(笑)」と言われた。私はその人と何かを望む気は全くなかったが興味があったので「会わせて」と言った。そしたらヤマは焦ってたが3人で会う事に。(それが夏に日記で書いたエエ男長渕なのだ。)

初めて会った長渕は確かにやりにくい感じの印象があった。でも彼は昔私の好きなジャンルのDJやってたとか、私も載った事ある雑誌のモデルやってたとかでヤマより断然話が合うので私は普通に仲良くなりたいと思った。ヤマが焦ってるのは見え見えだった。長渕とは連絡先を聞かなかったが私は又会いたいなと思っていた。
その帰りヤマからメールがあった。「今日は楽しかったわ。」「私も長渕見れて嬉しかった」て言ったら「長渕は嫁に惚れてるし今子供にはまってる」とか「ユマに興味ないっぽい」とやたら言われてちょとヘコんだが妻子持ちやし仕方ないと思った。

1週間後知らん携帯からメールが。「俺誰か分かる?」て言われて「長渕?」て入れたら「おお」て返事が。「何で私の知ってるん?」て聞いたら「今ヤマと海来てるんやけどアイツが海入ってる間にお前のアド捜した。俺が連絡した事アイツには絶対内緒な」と言われ何か楽しくなって来てヤマは無視でそれからは長渕と遊ぶようになった。長渕には即本名教えた(笑)。前にも書いたが長渕は下心がない、と言うかあっても絶対誘ってこないのでさっぱりしてていい。

そんなこんなで過ごす内に私は卓ちゃんと出逢って付き合うようになった。マツの事で死にそうだった私を卓ちゃんはいとも間単に助けくれ、すぐマツを忘れ、連絡取らないようになった。幸せになったので前のように色んな男にわがまま言う所か連絡を無視するようになった。(長渕は別。)

何も知らないヤマは相変わらずメールして来た。しつこいので「彼氏がヤマの事ウザいって言うからメールして来んといて」て言ったら「彼氏出来たん。おめでとう。ごめん」と言われ少し心が痛んだ。
2ヶ月位して卓と初めて喧嘩して苛々して「私が誘えばすぐ言うこと聞く男いるんやから!」と物凄く性格が悪く自惚れた、めちゃくちゃ恥ずかしい事を喚きちらしてすぐさま目の前でヤマにメールした。
「明日USJ連れって」(勿論あてつけで行く気はない。)
「どーしたん?ユマからメールて珍しいなぁ。彼氏は?」とすぐ返信あって「もういないようなもんだよ」て入れたら「連れったる!!何時にどこ迎えに行こか?」と凄く乗り気で。それを見た卓ちゃんは顔面蒼白になって必死で謝ってきて仲直りした。私の気は済んで「やっぱ明日彼氏といたくなっちゃったからいい」て入れたら「もうユマと連絡取り合うの辛い。ユマはどう思てるか知らんけど俺本気やし。俺をそういう風に使うならメールするのやめて」と言われたからすぐ連絡先削除した。

その1年後私はキャバで働いていた。指名がなく暇だった日にヤマを思い出し彼のメアドを覚えていた私はメールしてみた。メールは送れて、返事も来た。彼氏と別れたと嘘をつきつつ普通の話をしてキャバで働いてる事も言ってみた。「俺は絶対行かんぞ!」と言っていた割にその1週間後には初キャバを体験していた。1年半ぶりに私に会った彼は相当ハイテンションで初なのに5時間もいた。店長は大喜び。その後も(指名を取る為に)昔と比べて素直になった私にヤマは調子に乗りまくり頼んでもないのに週末は来てた。マネージャーや店長も「よう来るなーこの人も」と呆れてた。

私の中で彼は既に知り合いではなく客だった。でもヤマの中では自分は特別だと思ってる訳。だから同伴も頼むのが楽だった!同伴じゃない振りして遊ぼと言えば全部OKだし当日に「今日9時から店やから」て言ったら「それなら一緒に行くわ」みたいな。さすがにずっとそうだと疑うようになったのか店に来るのを嫌がるようになった。予想してたのでそろそろ潮時か・・・位に思った。

仕方なく2.3回店外デートした。その後別の日に「今日店?俺伝えたい事あるから行くわ」て言われてあー終わったと思った。席につくと様子が変で早い話がマジ告白されたのだ。私は予想してたが意外な振りして「嘘?そんなん言われたら恥ずかしいわ。気づかんかった。めっちゃドキドキしてる!」て無邪気な振りしてその場を乗り切った。ヤマはもっすご真剣な顔を近づけてきて返事をすぐよこせみたいな感じだったので「私な、口説かれる事あっても本気で告白とか初めてやから凄い今緊張してるねん。今の気持ちが何て言う気持ちなんかわからんから1週間返事待って」とブリッ子した。そしたら彼は脈アリと思ったのか嬉しそうに「おう!今日はこれだけ言いに来ただけやから!」と延長もせずに爽やかに帰った。私は店長に「あの客終わったで」と言った。「告られたか?上手く引っ張れ」と言われたが彼は結構昔気質なのでそれは無理だと思い彼の指名がなくなる分又客探さなあかんなと思いダルかった。

その日は又5時まで働いて7時頃家に着き、寝れると思った朝9時前にメールが。
「考えてくれた?」
ハァ?!あれから半日も経ってませんけど。お前はあの後すぐ帰って寝たか知らんが私あの後7時間働いて今やっと寝るんですが、と頭来て無視した。起きて「昨日の今日やんか〜。まだ!」と返信して放置。次の日も同じようなメールが。ウザい。お前の1週間はどんだけ短いねん。「1週間て言ったやん」と言ったら次の日はメールなかったがその次の日に又メール来た。だからキレてもうて「本当はもっとゆっくり考えるつもりやったのにヤマちゃんがそんなに急がすから焦ってると言うかがっつかれてるみたいでヤマちゃんの気持ちがしんどくなってきた。無理みたい。ごめん。」てさも向こうが悪いように言ったった(笑)そしてトドメに「ヤマちゃんいい人やから私又お店の事で甘えてしまうかも知れんから私の携帯拒否して」と言った。お前は只の客の一人なんだよ!とアピっといた。すぐ彼の連絡先は削除した。

ヤマちゃん元気ですか?長渕からたまに話は聞きますけど。ウフ。
今日はカズキ(同い年)建築家。実は彼に一目惚れしてた!だってめちゃ優しい顔して喋り方も甘いけど怖い一面がありそうでピク!と来たんやもん。2人の誕生日が1日違いで、そんな話で盛り上がった。
チェンジになり彼も先輩の奢りで来てた為「指名できん、ごめん」て言われた。私は別にいいやと思って「又メールするね」って席を離れた。
待機の所に行ったらすぐカズキからメールが来た。
「ユマちゃんがいいよー」
「先輩の金で来てるんやからわがまま言うな!」
「ユマちゃん今度遊んで」
「うん、遊ぼ」
「そんなん言って絶対嘘やもん」
「本当やで。だから今の子と話してあげて、失礼やん」
て言ったらメールは終わった。

カズキは見た目がタイプだったのもあるが、メールの仕方や言葉の選び方や連絡してくるタイミングが凄く私のツボだった。私は元々営業する子ではなかったが同年代だと友達ぽくなってしまい客とは余り思わなかった。(キャバ嬢失格)

ある日の夜中カズキから電話があった。「ユマちゃんに会いたい会いたい!」と言われ「店にも来ん癖に・・・」と意地悪を言ってみた。
「だって先輩連れってくれへんもん。それにユマちゃんとはキャバ嬢と客なんて嫌やもん」それは誰だってそうだと思いますよ。誰が誰とどこで知り合おうと、キャバ嬢と客の関係を望む人は少ないでしょう。
カズキに関しては友達になりたかったので指名してくれなくても外で遊ぶ気はあった。私には大好きな彼氏が居たし、カズキにも実は女が居そうな気がしていたので本気にはならなかったが、カズキが口説いてくるのを交わすのが楽しくて、デートした。

カズキはお酒が強いのでとても楽しく飲めだ。一緒に来ていた先輩がモテナイ君なので友達でも彼女でも俺が女の子と居るのがバレたらしばかれるとか、キャバ行っても指名させてくれへんとか、コンパしろてしつこく言われるとかナンパさせられる上に気に入った子が居ても口説かせてくれへんと愚痴っていた。
色んな話を聞いてやっぱカズキには怖い(?)面がある事がわかっちゃった。女に対しては大丈夫やけど男に関しては喧嘩っ早いらしい。東通りで喧嘩てのも昔は普通だったとか、とあるキャバでも喧嘩して入禁になったとか・・・。裏の世界も詳しかった。実はドメ男なんじゃないのか、とも思う。結局その日は終電まで飲んで帰った。
家に着いた頃「本当に終電で帰るんやもんな。やっぱ違うな。それってユマちゃんやっぱ天然?!それとも計算?!」とメールが来た。あー可愛い。でもお前も計算だろ!と思いつつ「だって付き合ってないのにオールとかありえんし、お泊りなんてもっての他!」て入れてみたら「フン!」て入ってきた。可愛い・・・。

彼には多分女がいたのであろーが(否定してたが)、私に彼氏が出来たりキャバで同年代の男と知り合うのを酷く嫌がった。でも言い方がとにかく可愛いので私もハマりつつあった。しかもこいつも計算しているのだろーと思ってたのでその駆け引きを楽しんでいた。
しょっちゅう連絡してる訳じゃないが私が「あーそろそろカズキに連絡してみようかなぁ」と思った瞬間に電話やメールがあった。それでも私は惚れた男には従順なので卓がいる以上、余裕もあったし浮気する気もなかった。と言うか、カズキとだったら浮気じゃなくなってしまいそうだったので自制していた。

カズキは口説いても口説いても交わす私に苛っち来たようだ。夜中に店上がってキャバ嬢達とカラオケ行く時にカズキの話してたらカズキから電話が。
「もー俺我慢出来んわ。もう本気で好きやし」と言われた。時間も時間やったし私は本気になる訳に行かなかったので「酔ってるやろ、そんな時に告ってもダメですよー」と言っといた。一緒にいたキャバ嬢達は勝手に色めきたっていた(笑)。

私は今でも思うんだけどあの時私に卓ちゃんが居なかったらきっと彼にはまってたと思う。当時卓ちゃんとも仲良しだったが、卓ちゃんと過ごすより優しくされたと思う。多分奴には他に女いたっぽいからいつかは泣いたと思うけど。

後に又デートした。「今日は帰さへん!」て言われた。「はーい」と言った。居酒屋行って、次に沖縄料理系のバー行ったら前に書いたしんたんから電話が。しんたんが離れかけてた時期だったので「よっしゃ!又引っ張れる!」と思い「この人お客さんなんやけど出ていい?」て聞いたら、いいと言うので出た。しんたんを言いくるめるのに20-30分かかった。おかげで終電逃した。しんたんとの結果はご存知の通りでしたが隣でカズキが引いてました。
「怖い・・・やっぱユマちゃんはやっぱキャバ嬢なんやなぁ。これは男は皆騙されるわ。凄いな、俺マジで引いたわ。鳥肌立ってるもん。俺が口説いても口説いても無理な訳やなぁ。」て言われた。私はカズキはちょと本気で好きだったので引かれたらヤダと思い「カズキはもう客じゃないやん、何でカズキにブリっ子したり嘘ついたりして営業する必要ある?」て聞いたら「じゃあもう終電ないし次ホテル行こ♪」てニコニコ顔で言われた。
「さっきお客さんと話して仕事モードになっちゃって酔い冷めたからもうちょい飲みたい」と言って違うバーに行った。カズキはちょと苛ついてるのがわかった。そこは天然の振りして何も気づいてない振りした。少し飲んでその間に話の方向をホテルに向かせないようにしてカラオケ行きたいとしきりに言い、2時半からカラオケに。そこで2曲ずつくらい歌ったらカズキは諦めたのか寝始めた。私も寝た。
5時に起きてカラオケ出てバイバイした。カズキが参った顔してたのが面白かった。

それからカズキから連絡がしばらくなくなった。私はとりあえず放っておいた。1ヶ月くらい放置しあった後メールが。
「コンパしてって先輩が。」「いいよ」「連れてくる子は皆キャバ嬢?」「キャバ半、OL半」「そか」「OL嫌い?」「OLは好物。」「ふーん」「でもユマちゃんが一番大好物」「食べたことないくせに」「食えるもんなら食いたいわーい!俺は怒ってるんや。好きやのに。1ヶ月無視してもユマちゃんからは連絡ないし」って言われて又キュンとしたけどその自分の気持ちを流した。
「仕事で建設に携わったバーがあってそこの店長が凄くいい人やからそこに週3行ってるねん。だからそこでコンパしよ」と言われOKした。結局当日カズキが風邪のため延期→キャンセルになったけど。
面白い事に実はそのバーの店長さんとも後に偶然でお知り会いになった。中津のバーを経営してるて言うからもしや・・・と思ってカズキの名前出したら知ってて本当にカズキのこと可愛がってるようだった。

その後もカズキとはメールしたり会ったりしたが何もさせなかった。最終的にキャバを辞める時このままずるずるカズキと連絡取ってたら絶対いつか一線超えて自分が泣く事になる予感がしたので他の客と共にカズキの連絡先も消した。それ以来知らん番号からは出ない事にした。でもカズキの連絡先消した事だけはすぐに後悔した。今でも。
とにかくもう1回だけ会いたい。1個だけ会える手段がある・・・。それはそのバーに行く事。でも結局詳しく場所聞いてないしカズキの番号も店長の番号も消してるから場所がわかんない。
私は多分カズキに本気やったと思う。だから卓ちゃんとだめになった時一番にカズキを思い出した。
あーもっかいだけ会いたいにゃん。
本日のお客様は池ちゃん(52)。うー、名前出したらバレたりして・・・怖。人の良さそうな、でも裏のありそうな金歯の光るエロ親父です。フリーでついてすぐ場内指名貰いました。

とにかく触ろうとするので厭やったけど手を無理やり握ったまま話してお触りさせないのに必死でした。
「この店にはロクな女がおらん」と一緒に来ていたMさんと散々言いまくっていたので正直居づらかった。そんな女見る目が厳しい人が何で私を指名したのか未だに分からん。
何かの話の流れで「何の仕事してるの?」と聞いたら教えてくれず嘘とわかるような事ばっかり言ってました。私が「嘘やろー何なんよー」て聞いたら池ちゃんはMさんに「こいつが俺の職業聞いてるけど俺の仕事何やったっけ?」とかニヤニヤしながら2人で話してて???でしたが正味な話特に興味はなかったので気にしてませんでした。ただこの人は遊びなれてる(女好きそうな)感じだったので他の指名客のようにこっちの言う通りにはきっとならないだろうと予感はしていた。だから指名を取ったものの、私から営業しても来ないと思ったし、むしろ向こうが勝手に店に来て「お前早く来い」くらい言われるかもと思った。

そしたらその2日後には「ユマがおると思って来たのにおらんやんけ。この店は大した女もおらんからつまらん。早よ来な帰る。」とメールが来た。その日は出勤日だったが私の出勤時間が9時だったのに8時にそのメールが来たので早めに行った。相変わらずお触りしようとする癖は治らなかったが私は絶対触らせなかった。ケツあたり一回触られたような。ムカッ。

そんなこんなで池ちゃんは気まぐれに現れた。私の出勤日じゃない日にも来たが私は放っておいた。それくらいがいい人なのだ。店に来ない日もほぼ毎日向こうからメールはあった。「こんな俺どう?」とか「ユマ、いつか絶対しよな」とか「ユマはどんなおもちゃが好きや?」とか。最初はハイハイて感じで返してたが段々面倒臭くなった。池ちゃんは自分さえ良ければいい人なのでメールを送ってくるだけで返事しなくても平気。でも来る度に「愛人になれ」と言われた。いい部屋用意するしキャバやりたいならやっていいけど小遣いもそれに見合うだけやるとか、したい事してもいいけど俺を優先とだけ言われた。私は笑って流していた。

ある日「土曜の出勤の前に同伴で飯食いに行かんか」と言われ何とかなると思ってOKしたらその前日の金曜に店来て「明日は2時に梅田ヒルトンな」て言われ、「ゲッ、2時?!店8時やのに・・・。確実にヤラれる」と思い「うん、わかったー。どんな格好がいい?」て聞いたら「俺と会う時は女は生足て決まっとるんや」とだけ言われた。ゾゾ〜。当然時間ずらして貰うつもりで言ったけど。
その晩池ちゃんは早々に帰り私は結局4時まで働いた。夜中についた席でやたらゲームさせられ焼酎やブランデーをロックで一気飲みとか。私はあの辺のゲーム弱いので何度か負けて結構飲んだ。疲れて帰って家着いたの6時やったからその時「今帰った。めちゃ飲まされて気分悪いから待ち合わせ遅らせて」て入れたら即返事が。おい、お前何でこんな時間に起きてんねん!「じゃぁ4時。生足な。」本当はもっと遅くが良かったけど仕方なく「うん」と返事した。

待ち合わせには勿論30分程遅刻して行った。池ちゃんはめちゃくちゃ仕立てのいい黒スーツにセルシオで待っていた。会うとすぐに足を触った。「お前生足ちゃうな」うわー気持ち悪。つかヤバイ、この人ヤバイ・・・。「生足で外出られるほど綺麗じゃないもん」て言ったら「仕方ないなぁ」と言って車を走らせた。そして誰かに電話をかけた。「すいません、遅れて。すぐに合流しますから」みたいな事を。所々で「今○○なんで後20分くらいです」とか言ってるし、メッチャ不安になり「他に誰か来るの?」て聞いたら「初めてお前に会った時一緒にいたMさんがいる。あの人も違う店のお気に入りのキャバ嬢連れて来とる」と言われ余計に固まってもうた。何故4人で会食?!しかも池ちゃんマジでええスーツ着こなしてるし。良かったー綺麗めの格好していって。

車の中で池ちゃんの携帯はひっきりなしになった。でも池ちゃんは女といる時は電話に出ない主義みたいだった。自分がMさんと連絡を取る以外は携帯を触らなかった。そしてずっと誘ってくる。ご飯を食べてから店に入るまでの時間どうするか、そればっかり。それでも私が中々受け入れずカタいので「ユマはマジで鉄板か?」て聞かれ「鉄板やなぁ」と一言答えた。それ以来一切喋らなくなった。もう少し粘るのかなと思ったけどもう面倒臭くなったようだ。

着いたのは南港の超一流ホテルHの中華のお店だった。どんなキャバ嬢がいるんやろうと緊張してたらメッチャ清純そうな昔の内田有紀みたいなおっとりしたショートカット美人だった。聞かなかったら絶対キャバ嬢とは思わない。こんな人が・・・と思ったが、Mさんと内田有紀は既に関係があるようだった。それを見て池ちゃんはますますイライラしたようだった。池ちゃんは最後の手段と思ったのか私に杏露酒のロックを注ぎまくった。私は負けてたまるかと訳のわからない意地を出し注がれたら注がれただけグイグイ飲んだ。

食事中の話の内容はどうやら池ちゃんもMさんも相当のお金持ちで(どちらかと言うと黒い金寄り)祇園で芸者と舞妓を10人呼んで一緒に風呂入って乱交して1晩で300万遣ったとか、Mさんが海外旅行行った時に飛行機の時間忘れてホテルでセックスしまくってて、Mさんの為だけに飛行機が遅れてMさんのホテルまで航空会社から「もう飛ばして良いですか」と半泣きで電話があったとか…。そんな話ばっかり。何者?
食事が終わった時、実は相当酔っていた。でも絶対悟られないようにしっかり歩いた。当然の如く内田有紀とMさんはMさんの車でどこかへ行った。私も仕方無く池ちゃんの車に乗った。「ユマどうする?」「悪いけどそんな酔ってないしヤリたい気分じゃない」って言った時に彼の携帯が鳴った。さっきまで出なかったのに私の態度に頭来たのか電話に出た。仕事の事みたいだったが、話の内容でわかっちゃいました。このお方、"○クザ様"でした☆相当怖い事を普通に言ってました。私は何も思ってない振りをしていた。電話切った瞬間又電話がなりました。違う人みたいでしたが同じような事を指示していました。
電話が終わって「ユマどうする?店まで2時間やけどもうええんやな?もう指名要らんやな?」と言われ「要らん。池ちゃん何やったらここで降ろしてくれていいで。」つったら、・・・マジで降ろされた。高速の途中でしたけど!!メッッチャむかついたが酔ってるし恥も外聞もかなぐり捨て高速の入り口まで歩いて戻った。酔っ払ってるしピンヒールだしでまともに歩けねーよ!車の人達がギョッとした顔で見て行くのもわかったが酔ってたので、もー開き直ってた。しかし駅まで遠かった・・・。多分40分くらい歩いた。ただ南港は歩いてる人が少ないのが救いであった。あん時他人に話し掛けられてたら・・・。赤面もいいとこやわ。
今思えばタク使えばよかったのに・・・。馬鹿だぁ私。

その後酔ったままヤケで店に入った。ハイテンションな私は普段苦手とする客も難なくこなし、たまには酔っ払って仕事するのも良いなあと思った次第です。オホ。
今日はしんたん・当時28です。実は何度かキュン!とした事が(笑)。
顔は80年代やったら間違いなくモテてただろう顔。今思い出して気づいたが三上博史を幼くしたような顔。

天パ+髪伸びてたから80年代アイドルぽかっただけ?髪型変えたら今でもモテそう・・・。性格も可愛くてお兄ちゃんぽいのにちょと(いやかなり)天然。男女間のことに関しては不器用な感じでそれがめちゃ新鮮で良かった。

初めて会った日彼は先輩と来ていた。その先輩は元々リちゃんを指名していてしんたんは「奢るから!」と言われ無理やり連れて来られたそう。
性格良さそう+褒めときゃ喜ぶタイプだなと踏んで挑んだ。確かにいい顔してるし色々持ち上げてたら何かにつけ照れる。それがすっごい可愛かった。彼のお家は私が学生時代に住んでた所に近かったので話はそこそこ盛り上がった。
チェンジかかって今度営業メールでもしてみようと思いながら席を立とうとしたら腕つかまれて「先輩、僕自分の分払うんでユマちゃん指名します!」とか言い出してラッキー☆最初から好印象の人やったから嬉しかった。普段から余り女の子には自分から行動出来ない人らしく、私を指名したから先輩にめっちゃからかわれてて私まで恥ずかしくなった。

その後先輩を店でよく見かけた。私もちょくちょくしんたんとメールしてたが家が遠い&忙しくて中々来れず。
ある日その先輩が来た時待機中の私に話し掛けてきた。「アイツ毎日会社でユマちゃんのこと話してるよー。来てるか?」て言われ「来てくれないんですよー。待ってるのに。言っといて下さいよー」って言ったら次の日ほんまに来た。
しんたんは来ると言ったらドタキャン無しで絶対来てくれたけどいっつも来るの遅くて12時廻ってから来ることが多かった。私はしんたんの時は待ちくたびれて半分寝ぼけながら接客してたことが多かった・・・てか寝た事もあった(笑)怒ったかなと焦ったがそれを彼は「俺に心を許してるからや!」て思ってもうたみたいで逆にいい結果につながった(笑)。

私の出勤日じゃない日に8時ごろ家でボ〜ッとしてたら店長から電話で「○○(←しんたん)さんて人がお前指名で入ってるぞ」と言われ、「ハ?!私今日休みねんけど」「新人のボーイが知らんと入れてもうた。ヘルプつけてるからとにかく来い」と言われ、ゲー!と思いながらもスッピンだった私は急いで化粧して家からドレスワンピ着てウイッグもつけてハイヒール引っ掛けて駅まで走った。駅で浮いた浮いた(恥)。既にしんたんが店に入って40分は経っていた。

店着いてヘルプと代わったら例の先輩と一緒だった。先輩はしんたんに「自分の指名の子の出勤日くらい知っとけよー」とか突っ込んでた。ほんまやで!先輩の指名嬢のリちゃんも笑っていた。でも実は先輩がリちゃんに会いたくて店行くからお前もユマちゃん指名で行こうぜ!となったらしい。おいおい・・・でも私が店に現れたのはしんたんが店入って50分後だったから私がついて10分でチェックが来た。先輩は「俺今日は1時間だけのつもりやったから金そんな持ってない」と言った。そしたらしんたんは半泣きの顔で「俺延長代払うんで延長していいですか?だってユマちゃんついたのたった10分だけやし」って。そらーやわな。10分しかついてないのに1時間分指名料取られて帰る位なら延長して後1時間一緒におるわな。
その日私が50分待たせた事がしんたんを"焦らした"ようで彼は余計に私に入れ込んでしまった。私が「ごめんね、ごめんね、でもしんたんが悪いんやよぉ」とか謝りながらめちゃくちゃ甘えたらもー轟バリにギューン!!てなったのが目に見えてわかった。相当気分よくなっちゃたのか頼んでもないのにボトルを入れてくれた。この人ってほんま悪いと思った事が逆に良いように転がる人やなと思った。

七夕に店で浴衣着ると言ったら「じゃあ俺行く!同伴するから寿司食べに行こ!」と言われ、余りの可愛さにOKした。と言うか寿司に釣られた?東通りのお寿司屋さんやったけどおいしくてついつい食べすぎた。その後カラオケ行った。私は皆に言われるのだが歌声がアユにそっくりらしい。それでしんたんにアユばっかりマジで10曲くらい歌わされた。それで感動してるしんたんがますます可愛く思った。

今までに書いた人達もそうだけど同伴すると調子に乗っちゃう人は多い。しんたんも同じ。その後こっちから同伴・・・て言ったら、遠まわしに付き合う事とかえっちする事を条件にするようになった。とりあえず同伴して貰っていざってなったら交わせるかなと思って同伴をOKしたがその日から約束の同伴の日までに本気で迫るようなメールばっかになってきてもうええわ、とキレてもうて、「最近のしんたん嫌い!」てわざと大げさに言ってみた。そしたらメールも見る見る内にしゅぅぅうんとなってしまってちょと胸が痛んだけど股開いてまで指名は要りませんっ。それからしばらくしんたんは放置プレイ。

そしてある日Aちゃんのヘルプについたらそのお客さんが私の顔を見て「ぉおっ?!君はユマちゃんやんか!ユマちゃんやなぁ?!」て言うから???と思ってよく見たら前にしんたんの先輩と一緒に来てたオジ様でした。どうやら2人の上司らしい。前に先輩&その上司さんで来た時に先輩が私の事を「あの子が○○が惚れ込んでるユマちゃん」と教えてた上、しんたんは会社で私の写メールを皆に見せまくってたらしい・・・。
そう言えば前に書いたタカノさんも私の写メを携帯の待ち受けにしてて会社の人に見られて〜とか喜んでたのを思い出した。その写真はぼやけてるのでパッと見が釈由美子に見えるらしくタカノさんは釈由美子で通したらしい。笑ってまう・・・。

そのAちゃん指名のオジ様と話してたらしんたんは私に一喝された後それはそれは酷い落ち込み様で見てられなかったらしい。何があったかを私も自分が悪くないように(笑)、且つ、嘘ではない事を話した。そしたら「それはあいつが悪い。女の子の気持ち考えずに好きって気持ち押し付けすぎや。でもユマちゃんがもう怒ってないならあいつにメールしたって。あいつユマちゃんに会いたがってるけど怖がってもう連絡できんらしいから」て言われて「私もう怒ってないよ。だからそう言っといて」と言った。

次の日カズキ君と言う男の子とデートをしていたのだが、しんたんから電話がかかってきた。私はおかしくてカズキ君に「切れかかってたお客さんやねん。又引っ張りたいから電話出てい?」て聞いたら「いいよ」と言うので出た。しんたんはちょと酔っててめちゃ甘えて来た。でもスンゲー反省してるのが分かった。それから私はうまい事言いくるめしんたんの指名が復活した。
でもその頃しんたんは仕事が忙しくなっていて、宅検?宅建?(何やら国家試験)受けるとかで余り来られなくなった。それでも「ユマちゃん幸せにするために試験受かっていっぱい凄い仕事して金稼ぐんやー!!」って言っててキュンとなった。試験前でも「やっぱ会いたい!」と言って試験問題集持参で店に来て私に問題を読ませて一緒に勉強した(笑)

そんな楽しいお客様もいました。ちょと好きになりそうでしたね。今だったら付き合えるなぁー。でも例に漏れずやめた瞬間連絡先消したけどね・・・。又会ってみたいなぁ。
イシハラさん(当時46歳)見た目は干からびた亀て感じです。
酷くないです。言い得てます。
働いて10日目くらいにフリーでついた。私はその頃早くも昼も夜も働くのがしんどくなってて既にやる気をなくしていた。
特にその日コンタクトも付けずにメイクもマスカラだけ髪もストレートのハーフアップでドレスも着ずにピンクのコットンワンピでだらだら接客してた。アハ。

しんどくてどの客と何話したかも覚えてなかった。次の日も仕事やのにその後3時までつかされ、その団体皆がチェーンスモーカーで目が痛く真っ赤になった。元々調子悪かったのと寝不足と煙。一緒に入店したカネはなぜかいつも終電どころか12時前に帰らせて貰ってて私はいつも3時とかまで働かされてたからそれにも頭来てて店長に「体調悪いし1週間休む!」と言って休んだ。
その日から4日連続イシハラさんからメール来たが彼の名前も顔も覚えてなく、やる気もなくしてたし適当な返事をしてた。

1週間後店に出て、待機中トイレの前で立ってたら店で仲良くなったユキちゃんが「さっきJちゃんのヘルプ入ったらそのお客さん"ユマちゃんて知ってる?"とか"ユマちゃんは最近出勤してる?"とかやたら聞いて来たよ。」と言うから私はJちゃん知らんし「どの客?」て聞いたけど死角で見えんかった。
そしたらイシハラさんがトイレに来た。客がトイレ行く時女の子もついて行くので、そん時Jちゃん見た。結構売れてる子だったので顔は知ってた。イシハラさんは私と目を合わせんようにしてるのがバレバレ(笑)私が休んでる間に又来て私がいないしメールも冷たいからフリーで入ってJちゃんがついて指名するようになったんやろう。

指名もなく暇だった日いきなり指名が入った。ボーイについて行った席には干からびた亀・・・もとい、イシハラさんが。焦った。名前完全に忘れてたからね。必死に喋った。一切名前呼ばずに2時間やりすごした。思った通り、あの日から私がいなかったからJちゃん指名するようになった。今日もJちゃん指名で来たけどボーイがJちゃん休みって言うから私を指名したと話した。
そんなこたどーでもいいんやけどしばらくしたらイシハラさんが固まったから何?と思い隣の席見たらJちゃんが・・・!!凄い顔でこっち見てました。こえーと思たが元は私の客みたいなもんやし。でも後でボーイに「出勤ちゃんと確認してやー私が取ったと思われたらどないしてくれんねん」と言っといた。だって指名変えの件で喧嘩してる女共を2回見てたから「アホくせー取られる方が悪いやろ」と思いながら見てた私だが自分が巻き込まれるのだけは厭やった。その上Jちゃんは常にNO.1のRさんのお気に入りで、私は他の子はどーでも良かったがRさんはどーも怖くて。

イシハラさんは私の出勤日は毎日来た。独り身が寂しいんやろうなぁと容易く想像出来るその風貌は見る度に切なくなった。この人も酒好きやから飲ませてくれるし、店前同伴もしてくれるしで楽やったけど。
ある日彼から同伴したいと言われ彼のいきつけの沖縄料理屋行った。私は沖縄料理が大好きなので大喜び。でもそんなことしたことないくせに髪なでて来て、気づけばうっとりした顔で見つめてくるし、店のおばちゃんに「最近めちゃくちゃ仲良くしてる女の子」とか訳わからん紹介するしでイラッ。私も私で「又イシハラさんに連れてきて貰います☆」なんて言ったけどさ。終いにはその店で遠まわしにプロポーズされるし。冗談で言われたから流したけど。

店に入らないといけない時間になったので店を出たはいいがこの亀・・・じゃなかったおっさん同伴をデートとカン違っちゃって手なんぞ勝手に繋いできた。鳥肌思ったが私は以前の例を教訓にいかにも商売女!!(凄い表現やな)て格好で行ったので開き直ってそれは許した。営業せんでも毎日来るし。
でも店まで抜ける道は風俗店やラブホが密集してるとこでそのわざとらしい演出がむかついた。だって他の道もあるもん。わざとそういう道選んでこっちの様子伺う浅はかさに辟易した。
店入ってめっちゃゆっくり着替えたった。15分以上遅れて行ったったもんね。ヤツも場所が店になったらいつもの通りやしよーさっきまでの勢いはどこ行った。

その後も毎日指名は続いたが話の内容は段々おかしくなり、毎回告白・・・と通り越してプロポーズになった。正直うざかった。
そんな頃卓ちゃんと城崎へ2泊3日で旅行することになり3日間休んだ。お客達には連絡しなかった。私は元々余り営業するタイプじゃないのだ。そーいうの頑張るの面倒くさい。
旅行から戻り店に戻ったら又皆出張で指名が減った。ちょと焦っててカネと会社でそのネタで喋ってたら
「実は、ユマさんが旅行行ってる間にイシハラさんがユマさん指名で来たんですけどぉ、ユマさん休みやったから代わりに私をユマさんの後輩やからって指名してくれたんですよー。しかも頼んでないのに延長してくれて〜ユマさんの時はいつも1時間か1時間半でしょー私なんて頼んでもないのに君は可愛いから1時間延長!て言われて〜。イシハラさんには内緒って言われたんですけど☆」
とか言われて、うん、やっぱむかついたよ母さん!他に指名取られるとむかつくもんやわ!てか私の顔を可愛いて言ってる男がお前の顔可愛いと思う訳ねーやん!!パッチリ二重が好き言うてたぞ。思いっきり正反対の顔やんけ。・・・とイジワル言うのは実はカネは入店して5ヶ月の間、営業してもしても1回も指名取った事がない子だったのだ。営業もしない私が(素人の癖に)ばんばかばんばか指名取ってるのが内心気に入らなかったようでその頃からカネによく嫌味を言われててちょとむかついてる時期でもあったのだ。ふーん、そんならアンタにあげるよ、でも結構面倒くさい男やで、と思いながらその夜には新しい客をゲットしていた私であった。

それからイシハラさん自体店に姿を現さなくなった。しばらく経って久しぶりにタカノさんが来たのでネタもなかった私はタカノさんに亀、・・・じゃなかったイシハラさんの話をした。勝手にやきもち妬いて指名増えるから他の客の話は使える。
「こないだまで毎日来てる人がいたんですけど私が旅行で休んでる間になんと後輩に浮気してね」とか言ってたら・・・さっきから目の前のテーブルで酔っ払って女の子に甘えまくって迷惑な客はイシハラさんやった!!しかも目が合ってしもた。イシハラさんはわざとこっちを意識させながらそうしてるように見えた。フリーやったみたいやけど完全に私は冷めてしまって(最初からのぼせてないけど)思いっきり馬鹿にした顔してイシハラさん見ながら「目の前にいるあの人がその人やわ。さっきからぎゃーぎゃーしてたのに全然気づかなかった」って言ったら「うーん、あんなおじさんはユマちゃんいは合わないよ」とか言ってた。おめーもな。
イシハラさんはその日は延長もせず帰ったが帰り際こっち見て寂しそうな顔をしていた。そっからぷっつりイシハラさんからの指名も連絡もなく店に現れる事もなかった。いの一番に連絡先を消した。

で12/20前後・・・そう、タカノさんと一緒で電話かかってきた。出なかったら留守電に「クリスマス一緒に過ごしませんか。ユマちゃんが望むなら沖縄でもどこでもつれってあげる。俺貯金だけはいっぱいあるからさー」などと入っていた。幸せな男・・・。
タカノさん(当時35?)。
見た目はてっぺんが薄い欽ちゃん。いつも口をすぼめてるような顔。初めてついた時46歳くらいやと思った・・・。
でも穏やかでいい人やった。

フリーでついて、真面目で固そうやなぁ位の印象やったけど私が水族館好きで彼も水族館好きで話が盛り上がった。
私は指名取るつもりなかったが気に入られ、それを感じたのでチェンジかかった時「浮気しないでね!」ってメールしといた(寒)。
後から聞いたら
タカノ「一緒に水族館行こうよ」
私「いいですよぉ。もうちょっと仲良くなったらね。でもその時はタバコに火点けたり飲み物ついだりしませんよ〜!」
て言う会話があったんやけど、それで惚れてしまったらしい。よぐわがんね。"浮気しないでねメール"も良かったらしい。これは狙い通り。

落ち着いてるしガツガツしてなかったので楽やった。営業せんでも月3x2時間は来た。酒好きな人やから飲ませてくれたし♪
10回程指名貰った後、1度だけ休日に店外で会った。須磨水族館連れてくれるって言ったから。服はあり得ん位適当な格好。アンサンブルニットとデニムとスプリングコートとペッタンコミュールやったような。小物一切なし。頭ぼさぼさ。ほぼスッピン。
当時の彼氏(てか卓ちゃん)が三宮に住んでたから当時毎週金曜の夜〜月曜の朝まで彼ん家にいた。でも彼は土日も仕事、帰ってくるのは夜12時だしで、昼間神戸にいても暇だったのだ。
それでタカノさんなら大丈夫か、と思い三宮の駅前で待ってたら車で現れた。ダルっと思ったがこの人なら大丈夫やろ、もし襲われそうになっても泣いたら絶対引くし、それでも無理なら指名なくしてでも「頭薄いんだよ!」て暴言吐けば固まるだろうと思い仕方なく車に乗った。
水族館は楽しかった。タカノさんのうんちくはうざかったがまぁいいか、と。お土産売り場で魚の筆箱買って貰った。趣味悪い言われたけど。

その後早く卓ん家帰ってご飯作りたかったけどやっぱ晩ご飯誘われた。どうやって下調べしたのか元町の雰囲気のいい創作料理の居酒屋。でもここで最悪な事態がっ!!
その日は雨だったので水族館は空いていたし、子供連ればっかだったので私達の事を気にする人はいなかった。でもその居酒屋には、・・・いっぱいいた。お洒落なカップルが多くて後は大人の家族連れ。完全に浮いてるバランスの変な私達を皆がニヤニヤして詮索してるのがわかった。だって35とか言いながらめっちゃ老けた半ハゲ欽ちゃんと普通の20代女って感じやったし。嫌やった。タカノさんは全く気づいてなかったけど。
座敷やって、隣の席の最近色付き始めた娘を連れた家族がずっとこっち見てその最近色付き初めた娘とその母親がこっち見てニヤニヤして耳打ちしてる訳です。父親も変な表情で見てたけどやっぱ女のがヤラしいと思った。不倫と思われたか、同伴と思われたか。でも不倫やったらもっと男前とするし同伴と思われるような格好もしてない・・・。エッ、もしかして恋人同士とかっ?!もしかしたらそうかも・・・。心底厭やった。それならキャバ嬢丸出しの格好で「商売女とその客」と思われた方がまだ良かった・・・。(後日カネに話したら「ぅー辛かったですね、可哀相・・・。だってあのタカノさんでしょ?恋人同士と思われてたなんて〜。今度からはあえてケバい格好で行きましょうね」て言われた。)

私は9時頃には卓ちゃん家帰りたくて何とかそこを出た。帰り道「手繋ぎたい」と言われ「何を調子乗っとんじゃ?この薄らハゲは?」と本気で思いました。いや、いい人なんやけどさっきなぜか食事代1000円だけ払わされたのと、ああやって周りに好奇心の目で見られてむかついてたのとそれに気づかずいけしゃあしゃあとそんな事言える彼に頭来てもうた。タカノさんは悪くないねんけどほら、私わがままやから!
とりあえず「人前で手つなぐとドキドキするし〜、好きな人でも緊張するからダメやねん。ちゃんと彼氏彼女になってからいっぱい手繋ごぉ」って言ったら思った通り「じゃいつになったら彼氏と彼女になれるかなぁ」と言ってきたから「もうタカノさんは私の中にいっぱい入って来てるよ。後はタカノさんがこれからどんだけ私を惚れさせるかだけ!(寒)」って言ったら俄然やる気出してきて「じゃあ又いっぱい会おう!」と言われ、私は「店の中でな」って心の中で返事しました☆

卓ん家帰ってご飯作って帰り待って、帰って来て寝る前えっちするじゃないですか。そんでえっちしてたらメールが。まず無視。そしたら又メールが。卓が「メールが・・・」って言うから仕方なく見た。そしたら1通目は今日は楽しかったありがとうみたいなヤツ。で2通目が・・・「今日のユマちゃんはいつもよりめちゃくちゃ綺麗で可愛かった。ドレスのユマちゃんもいいけど普通の女の子のユマちゃんの方が好きだよ。誰にも取られたくない!」とか入ってて、きもいし、卓ちゃんにキャバは内緒だったのでそれ読んで引いてしまい、せっかくえっちしてたのに一瞬で乾いたわ!その後もイマイチ気が乗らずほんま腐った。

その後も店に来たが、一時期私の客が皆出張の時期があって前月より指名少なかった時、店で「8時までに同伴で店入ったらポイント倍、同伴バックも2倍」てのがあって私は初めてタカノさんに営業した。そしたらその日に限って仕事で京都まで行ってて早く帰って同伴するて言うた癖に結局戻って来れんて5時くらいにドタキャンされ又むかついた。その同伴で時給が1000円変わんねん!仕方なくその頃機嫌悪かったこうじ君に頼んで同伴して貰った。3時間位働いて帰ろうとした時タカノさんが現れた。ゲッ今更・・・もー帰らせてくれーと思いながら指名はあった方がいいと思い頑張った。タカノさんは終電ギリギリに帰った。
そっから終電なくした男どもが入ってくるわ入ってくるわ。私はそれが嫌でいつもマネージャーやボーイに甘えて無理やり終電までに帰ってたのにその日はさすがに無理で朝5時まで働いたって。それで又タカノさんにむかついて段々冷たくしてしもうた。それでも彼は必死だったので私も機嫌直したのだがこの人は見せてないだけでメッチャがっついてたと分かり萎えた。
そらそーやわな。35が嘘か本当か知らんが見た目は40過ぎてるし女いるタイプではないし独身やったら焦るわな。あれ以来店外誘われても交し、辞めるまでゆるりと接したがキャバを辞めてすぐ着拒否した。辞めたのは去年10月だが12/23に知らん番号から電話あって出なかったら留守電に「タカノです。ユマちゃんの声を聞きたくて電話しました。クリスマスはどうするの?良かったら僕とどっか行きませんか、お返事下さい」て!ゾゾー。行くかよ!かけ直す訳ないやん!拒否されてたんやしわかるやろーて感じで放っておいた。

・・・やっぱ酷い??でもそういう仕事やし。又これ(^^;
でも本当いい人やった。彼は一生独身やとしても仕事で楽しく生きられると思う!社長・役員タイプではないが。仕事で余生を幸せに過ごせると思う。頑張れタカノさん!
初めて捕まえた客で一番多く指名をくれたこうじ君(当時22歳)です。
見た目→とにかくみつまジャパンに瓜二つ。そしてわきが。155cmの私より背が低くておデブちゃんでした。
見るからに素人童貞。だからって可愛く見えるわけではありません。

彼についたのは体験を終えた次の日、言ってしまえば初出勤の日でした。2分くらい話して「こいつ行ける!」と思って初めてついたその日に場内指名を貰いました。そして次の出勤日には彼から本指名を取りました。こんなもんか〜楽なもんやなーと思いました。
彼はある道のプロを目指していていつ何時そこの協会から呼ばれるか分からないのでそれを目指している人達はどこかで正社員で働くことは出来ないそうです。従って人付き合いも得意ではないであろう彼はスロットで生計を立てていました。

彼は3回目来た時には完全に私に惚れていたので楽なもんでした。酷い話ですがそうとわかれば接客も超手抜きで話すネタがない時は面倒くさいから顔を見てニコニコしてるだけで向こうは嬉しそうだったしそれでも間が持たなかったらトイレ行っちゃったり・・・。
でも22歳だしスロッターだから余りお金に余裕がある方ではありませんでした。私が働いてた店は別に飲まなくても良かったので(ドリンクバックなかったので)別におねだりして飲ませて貰う事はなかったですが喉が渇いてた時に「飲んでもい?」て聞いたらちょと嫌そうな顔に「エ、飲むの?」と言われたのを忘れられません。1杯くらいいーやんけ!1000円やけどさ、いつも2時間3時間いるんやから指名料、延長料考えたら1000円くらい安いもんやんけ!と。しょぼい。

でも何せ(素人の)女慣れしてないもんやからこっちのペースで何でも出来るわけです。手も触らせてないのに彼女っぽいふりしてたらその気になるし、同伴相手いない時は彼に頼んだ。そうそう、同伴で私と店以外、つまり外を歩く回数が増えたら段々痩せて、まともというかマシになっていってビックリした。一緒に働いてたカネも、担当マネージャーも「チェリー君又来たで〜」ってネタにしてたのに最後の方は「あの子大分マシになったなぁ」と言ってました。私もビックリしたけどさ。それでもまだネタにされてたけど。
でも初めて会った時は変な色の偽イブサンローランのニットに変なタックの入った茶色の綿パンに変なサンダルやったもん。頭も黒くて伸びっぱなしで眉毛もつながってたし。
それが理容院ではなく、美容院に行きだしてからちょと茶髪にして眉毛整えてもらってからTシャツの上にシャツなんか着てGパン履いてブーツ履き出して、随分垢抜けた。ちょこちょこキモいメールが来るのは相変わらずだったが。

ある日“お客様感謝デー”なるものを店がやって「いつも指名くれるお客さんにプレゼント持って来い!」とか言い出した。仕方なく100円ショップでカップをとりあず5個買った。その日に5人以上指名あったらもー知らん!と思ってたらその日の指名は4人だけでした☆たかだか100円のカップにさぁ彼らは全く気づかず大喜びな訳、特にこうじ君は(素人の)女からプレ貰った事ないからね。「一生大事にするよ!」なんて言われてさすがに心が痛んだ。寒い時期だったので「これであったかいモノ飲んであったまってね☆実は同じのおそろいでうちにもあるの。だからペアやねん!!(寒っもちろん嘘)」って言っといたら喜んでた。そして残った1個はマネージャーにあげた。

こうじ君の方はほぼ彼女と思ってるから要求がエスカレートしてきてねぇ。面倒くさかったなぁ。私(そん時)彼氏いるっつーの。しかも何から何までアンタと正反対の。
向こうからの要求は全て交して店でしか会わず外で会うのも同伴の時だけやったけど。さすがに彼は気づきだして怒り出したが何にせよ(素人の)女馴れしてないので(素人の)女と連絡とってるだけで嬉しかったのでしょう。結局私のペースで酷い時には5時間もいてくれて私が辞める最終日には頼んでもないのに7時間もいてくれたナイスガイでした。やめた次の日には着拒否したけどね☆だって微妙に家近かったしプチストーカーになりつつあったからね。

何か今こうやって冷静に書いてると酷い事してたんかなぁって思う、アハハハ。でもそういう仕事やしなぁ。てかよく考えたら当時の私は彼にとって「素人女」ではなかったと今初めて気づいた・・・ワハ。でも彼も絶対そこに気づいてない。
最終的に彼が人並みに格好良くなったのは私なぜか嬉しかったよ!!!きっと人並みになった彼にはその内女友達くらい出来てるよ!彼の幸せを切に願う!って事でキレイにしめてみます(笑)

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