足がそこに根付いているのね

結構ながいことそんなとこにいたから
そこから離れて結構ながいこと経つのに
まるで昨日のことのようだ

あの場所から動いて
随分遠くまで離れたような気がしたけど
「あの場所」と思っていたところは「ここ」だった
今までと違う道を歩いていたようで遠回りして戻ってくるだけの道だったようだ

じゃあ
「あれから今」までの間のことは
どういう風に思い出すのか
思い出すことがあるのか

「あれから今」の私は何も見てないし何も感じてないよ、本当に

　
　
何でこんなこと言うかと言うと
昨日ある人と話してたんだけれどね
私がすぐイライラするのは
不安定になるのは
凶暴になるのは
寂しいからだって気付いてしまった

その人と話しながら初めてそれに気付いたから
自分の内面を曝け出したようで恥ずかしかった
しかも自分も気付いてなかったし
弱い部分だし
気付かずにバカ正直にこんな時にこうなるこうなるって話して
それが寂しさから来てるなんて暴露して
恥ずかしかった
恥ずかしかった

それを自分で言うのもおかしいのだけど
並大抵の寂しさじゃないようだ
夕方過ぎたら1時間たりとも1人でいたくないの

そんなに私は寂しいのか

妹といてもダメ

他人じゃないとダメ

他人と話して「わたし」の存在や価値を認めてもらえていないと不安みたい
認められたいみたい
"わたしがそこにいる"って

私がイライラする時って
実は誰かにむかついた時よりも
変に時間が開いてる時で独りで過ごす時が圧倒的に多い

イライラと言うか不安なんだけどね
ひどい話それですぐにお酒に手が出る

前はお酒がおいしいから好きって飲んでたのに
最近はイライラするから
とか
何かから逃げるために飲んでるんだよ

私一人だったらどういう風に時間を過ごせばいいのか全くわからなくて生きてる価値さえないような気になる
こんなこと言ったらダメなのはわかてるのでもう言わないけど

妹と居てもダメなんて
他人に何でこんな依存してるのか

昼は一人でも大丈夫
でも6時以降はダメ
全然だめ

そしてそんな話をしていたら
その人に
「いつからそうなったんだろうねぇ」
て言われて
そうなった頃を思い出していって段々さかのぼって行ってそこで
「ハッ」
と気付いたの
やっぱりあの時からだった

あの顔が出てきた
だけど随分ぼんやりしてきた
なのに、ね。

ね、私は全然動いていなかったでしょう？