昨日マツとなぜかラブホテルの話になったので今日はラブホテルにまつわるお話を・・・。

私はラブホテルに行った事がありません。
基、実は2度ありますがちゃんとラブホを満喫しておりません。
一人暮らしなのでラブホは必要ないっちゃーないのです。

---私のラブホ体験談ケース?---
学生時代ジモ友ナツと2人で和歌山へ車で2泊3日の旅行をしようと言うことになり、伊勢の彼女のお家に集合しました。

彼女のお家でいろいろ計画を立て、いかに安く楽しめるか、をモットーに始まりました。
なので「普通のホテルに比べてラブホはどこにでもあるし安いと言うからそこに泊まろう!最近はプレステとかもついてるらしいよ」と彼女がウキウキで言うので2人ともラブホ未経験と言うことで即決でした。

そんで車を走らせ尾鷲〜和歌山間に差し掛かったところで夜になりました。
ラブホらしき物はあるのですが、まわれどまわれど何処も「ラブホ」ではなく「連れ込み宿」と言った感じで
鬱蒼とし、何だか暗く、やたら山林の奥や奇妙な所にあるため躊躇してました。

当時のナツも私もラブホを遊園地みたいな感覚でいたのです。実際枚方に住んでた時はラブホがいっぱいあったがどこもお城みたいやったぞー!外から見てるだけやったけど。

しかしその時見つけたラブホは
営業やってるかやってないのかすらわからないくらいの暗さだったので多少高くてもマシなラブホはないかと小1時間ほど探したがなく、
まともはホテルはもっとなかったので、仕方なしに一番和歌山よりの確か「山水荘」だか言う所に入りました。

坂を上がって駐車場らしきところに車を停めた瞬間、ナツはルームミラーを見て
「ギャーッ」
と叫びました。
その声にビックリして後ろを見ると、暗闇から包丁を持った山姥がこちらに向かって来るではアリマセンか!

その山姥はのそのそと車の横まで来てコンコンとノックしました。
固まる2人。するとババァは
「泊まり?まあ女の子2人かな。えらいねー2人で車運転して来たん」と微笑みかけてきました。
持っていたのは包丁ではなく集金袋のようなものでした
「4000円ね」と言われ1人2000円ずつ払いました。
ババァがいなくなってからナツの乳を触ってみたらマジでドクドクバクバクしていて私は爆笑しました。

その後部屋に入ったはいいのですが・・・まさに昭和の連れ込み宿そのまんまって感じで
和室で土壁でヘンなボワーっとした和風ライトがあり、妙に部屋は赤い光に包まれていて湿っぽく、妙な浴衣が置いてありました

「え・・・これ着るの」と触ったらいかにも洗濯してません!て感じでした。
「これ・・・汚そう」「うそ洗濯してないの?」「触ってみぃー」「・・・いや、触りたくない」「・・・・・・・(沈黙)・・・・・・」

「疲れた・・・」と2人が布団に座ろうとしたら・・・・・・・・・・・・

髪の毛が2本、3本・・・。

ナツは「いやーっ!いや!」と狂いそうになっていました
私もその不潔さに引きながらも段々面白くなってきてとりあえずフーフーして毛を布団から落としました。

結構蒸し暑い日だったので仕方なくお風呂入ろうとしたら・・・
やっぱりお風呂場も汚いんですわ
湯を出したのに湯ではなく血が出てきたのでさすがの私も
「ギャーッ!!」と叫びました

まぁ錆だったわけですが

つーかさ、錆が出るってこたーどのくらいこの部屋は使用されてないのんよ?
てーことはさ、どんだけ使用済みの浴衣と布団洗濯せずに放ってあるのさ?
スッパになってシャワー浴び始めてから気付いたけど目に入った無意味にある窓、
部屋から丸見えになるようになってる・・・そんなとこはやっぱりエロ宿なわけね。実に下らん。

ハナから疲れてたのに宿に着いてからもっと元気を吸い取られていった2人はいい加減寝ようと嫌々ながらも布団に横になったら
押入れの下に丁度寝転がったくらいの高さの小さな押入れが目に入った。

「何だこれは・・・??何のためにこんな・・・」と思いながら開けてみると

そこには一面の鏡がありました

「ブハハハハハハハハ!!!!!!!」

疲れきってぐったりしてるナツを起こし
「見てよこれ!ぎゃーははは、ハラいてぇー!!」と涙流しながら笑っていたらナツはそれを見て更にぐったりしていました。

「とりあえずゴムちゃんだけ貰っていこうかなー」とか言っていたら
「アンタ・・・こんなとこに置いてあったゴム使える訳?」と白い目で見られて
「確かにそうやなぁしかもこのゴム使った方が病気になりそうやな・・・」と思い、無言で元の場所に返しました。

「ユマ、あんた嫌がると思うけど(←私の寝起きの悪さ、朝の機嫌の悪さを知っている)明日7時までにはここ出るで!」
「えぇーッ!!!そんな殺生な!」
「アホか!こんなとこに夜明けまでいたら死んでまうわ!夜明けとともに出るよ!あのババァが起きない内に・・・」と言われ

確かにあのババァは怖かったと思い、仕方なく言うことききました。
まぁ普通に息してるだけでヘンな菌が体内に入りそうだったので・・・
ババァは多分いい人なんやけどね

そんな私たちは目覚めてから顔だけ洗って逃げるようにブモーと車を走らせ山水荘を後にし、車一つ通っていない変な道路の端っこ(一応車停めるトコ)に停車し、やっと朝ご飯を食べ、お化粧をしたのでした・・・。

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