また元彼。19の時の彼氏でSちゃん。
友達の友達でお互い一目惚れと言う感じで(またかよ)知り合って2週間ほどで付き合った。
すんごい自己中なのに優しくて同い年なのに私を妹みたいに扱った。そのくせちょっと天然で、ちょっと純粋なとこが残っててお酒が飲めないのが可愛くて好きでした。
そんな彼のデビューって何だって?まぁ、そう焦るな、後で教えてやるよ☆

彼は服がダサかった。GジャンとGパンを合わせて着る。いつもパンツの丈がおかしい。何でちょっとくるぶし見えてんの?その変な色のGパン何?
私の学校の男友達はたまたまもおしゃれな子が多くて洋服屋を営んだり雑誌に載ったりする子ばっかりだったのでこれは衝撃だった。
だけど実は服がダサい男の子の方が好きやったりするのでここは「可愛い」と思うことにしよう、と。

まず当時ハマりまくっていたクラブに誘った。そしたら多少はオシャレに興味もつかな、と。クラブ自体楽しいし共通の楽しみ持てたら、と。だけど「嫌、そんなとこ行きたくない。興味ない」と言われた。

Sちゃんは自分の気が向いた時しか遊んでくれなかった。私が遊んでと言っても寝てたりバイトだったり、そのくせ自分からいきなり学校まで迎えに着たり家の前に会いに来たり友達を紹介したりしに来た。
でも当時住んでたマンションが男子禁制だったのでSちゃんは家に入れなかった。彼は実家だったし「お家に遊びに行きたい」とも言えず専ら外で遊んでいた。セクースなし!!!
当時は携帯メールもない上、私が電話嫌いと言うことで電話でラブラブということもなし、Sちゃんがバイトの鬼だったと言うこともあり、あまり会えなくなった。(とは言っても週1は会っていたがそれまでが会い過ぎた)

Sちゃんに会えない時はマツの家に遊びに行っていた。当時マツとは何十回もくっついて寝ていても何にもなかったから、Sちゃんと付き合う前からその話をしていて、Sちゃんにもそういう女友達がいるから今後ユマがマツと寝るのは嫌やけど遊ぶのはいいって言った。

学校も冬休みに入り、私は実家に帰り彼も私もお互いが地元で成人式を向かえることになった。
無事成人式を終え私は大阪に戻った。年末から会っていなかったのと、連絡を取っていなかった私は少し焦って電話をした。
「大阪帰ってきたしまた遊んでな。」って言ったら
「あぁ?!俺が暇になったらな。」と言ってきた。何、この口調。今までの喋り方と全然違う。
「何か怒ってんの?」て聞いたら
「俺今ツレと飲んでんねんか。切るぞ」て言われて確かに後ろうるさいなぁと思って
「誰と飲んでるん?」て聞いたら
「お前の知らん奴。」
「そうなん?今度紹介してよ」と軽く言ってみたらフッと鼻で笑われ、
「ユマには合わんわ。お前は何も知らん女やからな」て言われた。
ここまでのやり取り中、ずっと別人のような話し方。

あの、これ読んでる人の中で該当する人がいたら申し訳ないんですが私、

ヤンキー大大大大大ッッッッッッッッッッッッッッッキライ

なんですよ(ついでにホストも)
何?あの無意味さ。
何?あのダサさ。
何?あのみっともなさ。
この世から消えたらいいのに。
私ミナミのコンビニの前でヤンキー見つけて笑ってもーて1度睨まれた事があったくらい。
・・・とか言いながら私18の頃週3でミナミのクラブ行ってたからそこで仲良くなったのは元ヤンキーの子ばっかやったけど(笑)でも皆その頃はヤンキー辞めてたし。

あの電話以降Sちゃんの喋り方がそれらのようなあの独特の、きったない喋り方。
「あぁ?!」とか言う感じのダレたような喋り方あるやん、不愉快なアレ。会ってなくても彼が変わったのが分かった。

焦って無理やり会う約束した。そんで「どしたん?」て聞いたら
「ユマさぁ、俺が走り屋なったらどうする?見に来てくれる?○○(←某市in 大阪の走り屋のグループの名前)のステッカー張ってさぁ・・・」とうっとりしてんの。

ださーーーっ!!!走り屋とかって地元の男友達は中学の時に憧れてたけど。
お前は服だけでなくそこまでダサい男やったか!!!a scale from my eyes(←※目からウロコ)

それでも私は好きやったから何とか彼を軌道修正しようと必死になった。
「S・・・Sちゃん??何でそんなこと言うの?」
「俺さー車買おうと思うねん」
「えーっ、バイクあるしええやん」と言ったら
「いや、やっぱ山ん中皆で競って走ったら格好ええで」目がイッてるんですよ。うーん、キテる。キテる。

友達に相談する日々。
「どーよ、服はダサいわ、走り屋なりたい言い出すわ、口調もおかしいわ」と言ったら
「それはそれは可哀想に・・・しかしあのSちゃんが」と驚いていた。
それでも好きだと当時は思い込んでいたので何とかしようとまだ私はしていた。

そんな時彼から電話が。
「ユマ?俺ジーパンとアロハシャツ買おうと思うねんけどついてきて」と言われて喜んで行った。
私の想像するアロハ+ジーパンはおしゃれな方のイメージでヤンキー系なんぞ想像するはずもなく、
「服装変えるんやー♪」と言いながらまずアロハを買いに行ったはいいが、何故彼が「これいいなぁ」と選ぶのは何から何まで趣味が悪かったり彼に似合わない色だったりするのだろうとうなだれてしまった。
彼が気に入った中で比較的マシかつ似合うものを選んであげた。

次はデニムを買いに。何故、さっきのアロハに合わせるのを買いに行ったのに細身を選ぶか?なぜその変な色を選ぶか?とまたうなだれてしまった。
結局ジーパンだけは私が有無を言わさず選んだ。丁度いい太さ、かつ渋い色落ちのしている物を。
彼のタイプではなかったようだったので「とりあえずコイツは(アホやから)乗せときゃその気になるだろう」と思い試着した時に
「Sちゃん格好いいわー、やっぱそれさっきのシャツに合うよ!出して合わせてみたら?ほらー色合ってるやん、おしゃれっぽい。ジーパンは濃淡ある方がいいって!その方が何合わせてもおしゃれに見えるって!」と思いつく言葉を言いまくったらまんざらじゃない顔して
「お〜、確かに。(にやっとしながら)ええな。うん、これにしよ」と言っていた。
「店員さん呼んでカットしてもらおうか」と言ったら「いや、ええわ、俺自分でやるわ」
?????????一体どーするおつもり??
きっとお母さんが上手なんだろうと思い2度もうなだれさせて頂いた私は疲れもそこそこに帰った。

(続く)

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