会うの嫌って言っても家に来ると言う状態が続いた。
たまたま彼が家に来ていた時(夕方)ヨウコから電話が。
「ユマー助けてー、怖いよぉ」と言うから聞いたら、当時、ヨウコにはストーカーがいてソイツがその日の夜に押しかけて会うまで帰らないと言ってきたと言うのだ。
「危ないし今日はウチにおいで」と言った。そしたらヒロが帰ると思ったしヨウコが心配だったし。

ヒロが「ヨウコちゃん来るの?俺が迎えに行こか?」と言うので「いいん?」て言ったら「おう。迎えに行こ」て。ヨウコに「ヒロ君と迎えに行くわ」って言って迎えに行った。

その帰りカラオケの近く通ったからカラオケ行く事になった。私は当時椎名林檎が大好きで歌ってたら彼が対抗して私が歌った林檎の歌を次から次へと入れだした。
ただでさえ男が女の歌歌うのに引くのに、何で対抗意識燃やしてんの?ヨウコの笑いも乾いとったし。。

彼は帰る素振りなく、結局3人で家で寝ることに。
翌朝本当はヨウコに居て欲しかったのに用事があるから帰るって。そんで、ヨウコが帰った後。ヨウコが帰った後!!!!

「ガソリン代。」with手のひら

「・・・ハッ??」with目が点

「ガソリン代。ちょーだい。」
「ハァ?!何で?」
「アホ、俺がヨウコちゃん迎えに行くって言ったのはお前の友達やからやぞ?他ならそんな事せんわ」て抱きしめられた。
・・・どこまでケチやねん。ちぃせぇ、ちぃせぇ。私この時初めて実感した。お金ないないって言うのはいいけど余りにケチすぎると(特に男の場合は)すんごい小さい人間に見えてしまうのだ。情けなく見えてくる。

コイツのケチ加減に嫌気が差してきていたので「絶対払わんよ、私が頼んだんじゃないしヨウコだって最初電車で来るって言ってたんやし。」と言ったらずっと文句言っていた。

そして夕方ヤツのおかんから恒例の電話。又甘えたような声で
「うんうん。えっ彼女なんかおらんよ〜そんな心配せんでいいって、大丈夫。今?友達ん家。ごめん、又外泊して。。。でも学校で課題があったから・・・」とか言ってんの。マジでキモくなった。でもマザコンをリアルで目にしたのは初めてだったので何も言えなかった。その後彼は又ヘコんで帰って行った。

そして次の時。
「どーしても会いたい!今すぐ会いたい!今日会いたい!」て夜の10時頃電話あって、自然消滅を狙っていた私には大層迷惑な話だった。(なぜ自然消滅かと言うと、別れ話をしても流すのがうまい、または聞いてくれないから)
「嫌。今日はそんな気分じゃない、疲れてるから嫌」って何度言っても駄目。終いには途中で切ってやった。
そしたらメールで「俺今日めっちゃ鬱やねん、誰かに存在認めてもらいたい。今日会えなかったらあかん、死ぬ」とか言ってきて、彼が少しだけ鬱になる兆候があるっていうのは聞いていたので
「お母さん怒るやろ?こんな時間から家出たら。怒られるし心配されるで」と言ってみた。
そしたら「親なんか知らん。今日は何があってもお前を取る!!」と言うので
「来てもいいけど多分マジで寝てるで。相手せぇへんよ」って言った。そしたら「行く!!」と。
そして2時間後、電話が。
「今上新庄なんやけどさっきすき家見つけてん。どーしても牛丼食べたくなってさぁ。もうすぐお前ん家着くし食いに行こ、用意しといて」と言われキレた。
「あのなぁ、疲れてるって、寝てるって言ったやろ?私風呂も入ってパジャマやし、ご飯も食べたし、要らん。そのまま1人で食べてから来て」と言ったが「いいやん、付き合ってんねんから一緒に行こうや」と言われ家まで来て引っ張り出された。

すき家に向かう車中で得意気に「今日は俺が出すわ、俺がおごるってなかなかないで」ってひっきりなしに言っていた。“奢る俺"に完全に酔いきった顔して。
「全然お腹減ってないんやけど。しかもこんな時間に食べたら太る」って言っても聞いてくれない。
着いたものの食欲なくて、だけどヤツは「食え食え」と言うから渋々260円のミニ丼なるものを頼み無理やり胃に詰め込んだ。
そして彼は満足げな顔で「俺こないだユマにピザ代出してもらってたしなぁ。そのお返し」とニコニコしてんの。
ハ?私あの時3000円出してますけど?しかもおめーが頼んだメニューでおめーばっか食ってたやんけとか思いながらもうどうでもよくなって「ハハハ・・・」って言っといた。そして帰る時。帰る時!!

彼はコンビニに車を留めた。「何か買うの?」て聞いたら「ジンジャーエール買って来て。」と頼まれ、最後に「さっきおごったし今度はユマがおごってよ」と。

ウガーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
ほんなら何かい、ワシが奢ってもらったんは結局120円かい!おまーどーなっとんねん、おまーの頭の中構造どないなっとんねん、一体どんな価値観やねん!
と彼の愛車(しかもマーチ)をゲシゲシ蹴りたかったけどマチコなんて名前をつけて異様に可愛がってるのを知っていたため殺されたらかなわんと思い留め、とりあえず買ってあげた。

もー限界、もー限界

ぐるぐるぐるぐるぐるぐる頭にまわる。
話すのもアホらしくなって家帰ってそっこー寝たら上に乗ってきてマジ眠かったし動かず好きなようにさせて声すら出してあげず本気で寝た。それでも彼は私の耳元で「愛してる・・・」とか言うねん。くるくるパーかお前は。

朝起きてテレビ見てたら彼のおかんから電話が。散々怒られたご様子。この日は珍しく優しい口調ではなくお母さんに強く出ていた。
おぉ、珍しい、このマザコンが、と思っていたらこうだ。
「もう嫌や、俺。もう24やで?!男なんやしどうでもいいやん、放っておいて欲しいのに・・・」と愚痴り出した。
「俺の家、地元では昔からある家で自分で言うのもおかしいけど良家ってことになってるねん。だから彼女とか友達付き合いとかすっごいうるさいねん。俺の姉貴も付き合ってた彼氏と別れさせられて親が勧める相手と結婚したし、俺も前カノとそれが原因で別れたし。ユマとはずっと付き合いたいからもうおかんに彼女いること隠してるねん。もう嫌や、こんなの。うんざりや」と言うのだ。かなり嫌そうに。

だから私は
「この人、マザコンなんじゃなくてお母さんが子離れできてないだけなんや!お母さんが怖いから優しい振りをしていただけで、マザコンじゃなかったんや!」と思い、あぁ、良かった、普通の人やったと思い、溜まってたことをやんわりとオブラートに包んで言ってみた。
「お母さんも確かに監視きついよね(キモイんじゃ)、ヒロ君も24なんやし(確かにバカやけど)、急にどっか泊まったり彼女いても不思議じゃないのにねぇ(これじゃモテるわきゃないが)、ちょっと過保護やよな(執着しすぎじゃ)」と言ったの。
そしたら黙ってしまって、結局その1時間後くらいにやたらヘコんで帰って行った。

そしたらね、そしたらね、
彼から一切連絡なくなってん!
付き合ってた時から私から連絡したこと1度もなかったから彼からなければ消滅ですよ。

1ヶ月待ってみたら綺麗に消滅しました。
どーやらお母さんの悪口言ったのが効いたみたい。すごいよねぇ。
ここまでケチでマザコンしかもフェラチオ男なんてある意味見事だよ。キャバ時代ネタない時はよくこの人の話して笑いを取ったものです・・・。どうでも良かった付き合いでも何か収穫はあるものだな。
まぁ実際の期間は1ヶ月くらいで会ったのも5回くらいやけどさ。

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