今日はカズキ(同い年)建築家。実は彼に一目惚れしてた!だってめちゃ優しい顔して喋り方も甘いけど怖い一面がありそうでピク!と来たんやもん。2人の誕生日が1日違いで、そんな話で盛り上がった。
チェンジになり彼も先輩の奢りで来てた為「指名できん、ごめん」て言われた。私は別にいいやと思って「又メールするね」って席を離れた。
待機の所に行ったらすぐカズキからメールが来た。
「ユマちゃんがいいよー」
「先輩の金で来てるんやからわがまま言うな!」
「ユマちゃん今度遊んで」
「うん、遊ぼ」
「そんなん言って絶対嘘やもん」
「本当やで。だから今の子と話してあげて、失礼やん」
て言ったらメールは終わった。

カズキは見た目がタイプだったのもあるが、メールの仕方や言葉の選び方や連絡してくるタイミングが凄く私のツボだった。私は元々営業する子ではなかったが同年代だと友達ぽくなってしまい客とは余り思わなかった。(キャバ嬢失格)

ある日の夜中カズキから電話があった。「ユマちゃんに会いたい会いたい!」と言われ「店にも来ん癖に・・・」と意地悪を言ってみた。
「だって先輩連れってくれへんもん。それにユマちゃんとはキャバ嬢と客なんて嫌やもん」それは誰だってそうだと思いますよ。誰が誰とどこで知り合おうと、キャバ嬢と客の関係を望む人は少ないでしょう。
カズキに関しては友達になりたかったので指名してくれなくても外で遊ぶ気はあった。私には大好きな彼氏が居たし、カズキにも実は女が居そうな気がしていたので本気にはならなかったが、カズキが口説いてくるのを交わすのが楽しくて、デートした。

カズキはお酒が強いのでとても楽しく飲めだ。一緒に来ていた先輩がモテナイ君なので友達でも彼女でも俺が女の子と居るのがバレたらしばかれるとか、キャバ行っても指名させてくれへんとか、コンパしろてしつこく言われるとかナンパさせられる上に気に入った子が居ても口説かせてくれへんと愚痴っていた。
色んな話を聞いてやっぱカズキには怖い(?)面がある事がわかっちゃった。女に対しては大丈夫やけど男に関しては喧嘩っ早いらしい。東通りで喧嘩てのも昔は普通だったとか、とあるキャバでも喧嘩して入禁になったとか・・・。裏の世界も詳しかった。実はドメ男なんじゃないのか、とも思う。結局その日は終電まで飲んで帰った。
家に着いた頃「本当に終電で帰るんやもんな。やっぱ違うな。それってユマちゃんやっぱ天然?!それとも計算?!」とメールが来た。あー可愛い。でもお前も計算だろ!と思いつつ「だって付き合ってないのにオールとかありえんし、お泊りなんてもっての他!」て入れてみたら「フン!」て入ってきた。可愛い・・・。

彼には多分女がいたのであろーが(否定してたが)、私に彼氏が出来たりキャバで同年代の男と知り合うのを酷く嫌がった。でも言い方がとにかく可愛いので私もハマりつつあった。しかもこいつも計算しているのだろーと思ってたのでその駆け引きを楽しんでいた。
しょっちゅう連絡してる訳じゃないが私が「あーそろそろカズキに連絡してみようかなぁ」と思った瞬間に電話やメールがあった。それでも私は惚れた男には従順なので卓がいる以上、余裕もあったし浮気する気もなかった。と言うか、カズキとだったら浮気じゃなくなってしまいそうだったので自制していた。

カズキは口説いても口説いても交わす私に苛っち来たようだ。夜中に店上がってキャバ嬢達とカラオケ行く時にカズキの話してたらカズキから電話が。
「もー俺我慢出来んわ。もう本気で好きやし」と言われた。時間も時間やったし私は本気になる訳に行かなかったので「酔ってるやろ、そんな時に告ってもダメですよー」と言っといた。一緒にいたキャバ嬢達は勝手に色めきたっていた(笑)。

私は今でも思うんだけどあの時私に卓ちゃんが居なかったらきっと彼にはまってたと思う。当時卓ちゃんとも仲良しだったが、卓ちゃんと過ごすより優しくされたと思う。多分奴には他に女いたっぽいからいつかは泣いたと思うけど。

後に又デートした。「今日は帰さへん!」て言われた。「はーい」と言った。居酒屋行って、次に沖縄料理系のバー行ったら前に書いたしんたんから電話が。しんたんが離れかけてた時期だったので「よっしゃ!又引っ張れる!」と思い「この人お客さんなんやけど出ていい?」て聞いたら、いいと言うので出た。しんたんを言いくるめるのに20-30分かかった。おかげで終電逃した。しんたんとの結果はご存知の通りでしたが隣でカズキが引いてました。
「怖い・・・やっぱユマちゃんはやっぱキャバ嬢なんやなぁ。これは男は皆騙されるわ。凄いな、俺マジで引いたわ。鳥肌立ってるもん。俺が口説いても口説いても無理な訳やなぁ。」て言われた。私はカズキはちょと本気で好きだったので引かれたらヤダと思い「カズキはもう客じゃないやん、何でカズキにブリっ子したり嘘ついたりして営業する必要ある?」て聞いたら「じゃあもう終電ないし次ホテル行こ♪」てニコニコ顔で言われた。
「さっきお客さんと話して仕事モードになっちゃって酔い冷めたからもうちょい飲みたい」と言って違うバーに行った。カズキはちょと苛ついてるのがわかった。そこは天然の振りして何も気づいてない振りした。少し飲んでその間に話の方向をホテルに向かせないようにしてカラオケ行きたいとしきりに言い、2時半からカラオケに。そこで2曲ずつくらい歌ったらカズキは諦めたのか寝始めた。私も寝た。
5時に起きてカラオケ出てバイバイした。カズキが参った顔してたのが面白かった。

それからカズキから連絡がしばらくなくなった。私はとりあえず放っておいた。1ヶ月くらい放置しあった後メールが。
「コンパしてって先輩が。」「いいよ」「連れてくる子は皆キャバ嬢?」「キャバ半、OL半」「そか」「OL嫌い?」「OLは好物。」「ふーん」「でもユマちゃんが一番大好物」「食べたことないくせに」「食えるもんなら食いたいわーい!俺は怒ってるんや。好きやのに。1ヶ月無視してもユマちゃんからは連絡ないし」って言われて又キュンとしたけどその自分の気持ちを流した。
「仕事で建設に携わったバーがあってそこの店長が凄くいい人やからそこに週3行ってるねん。だからそこでコンパしよ」と言われOKした。結局当日カズキが風邪のため延期→キャンセルになったけど。
面白い事に実はそのバーの店長さんとも後に偶然でお知り会いになった。中津のバーを経営してるて言うからもしや・・・と思ってカズキの名前出したら知ってて本当にカズキのこと可愛がってるようだった。

その後もカズキとはメールしたり会ったりしたが何もさせなかった。最終的にキャバを辞める時このままずるずるカズキと連絡取ってたら絶対いつか一線超えて自分が泣く事になる予感がしたので他の客と共にカズキの連絡先も消した。それ以来知らん番号からは出ない事にした。でもカズキの連絡先消した事だけはすぐに後悔した。今でも。
とにかくもう1回だけ会いたい。1個だけ会える手段がある・・・。それはそのバーに行く事。でも結局詳しく場所聞いてないしカズキの番号も店長の番号も消してるから場所がわかんない。
私は多分カズキに本気やったと思う。だから卓ちゃんとだめになった時一番にカズキを思い出した。
あーもっかいだけ会いたいにゃん。

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